この記事では、「拘らず」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拘らず」の正しい読み方は「こだわらず」と「かかわらず」どちら
「拘らず」の読み方として推測できるものに、「こだわらず」と「かかわらず」があります。
「こだわらず」と「かかわらず」の二つの読み方のうち、「拘らず」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「拘らず」の正しい読み方の結論は、「こだわらず」と「かかわらず」のどちらとも正しい読み方になります。
「拘らず」の言葉で使われている「拘」という漢字の音読みは「コウ」、訓読みは「かかわる・こだわる・とらえる・とどめる」です。
ただし「拘」の常用漢字表に記されている読み方は音読みの「コウ」だけで、その他の訓読みは常用漢字表外の読み方にはなります。
「拘らず」の意味
「拘らず」の意味は「かかわらず」と読む場合は、「ある物事・相手と関係なく」を意味しています。
「かかわらず」は「拘らず」よりも「関わらず」という漢字表記をすることのほうが多くなっています。
「拘らず」を「こだわらず」と読む場合には、「執着せず・固執せず・気を取られすぎず
(注意を向けすぎず)」といった意味合いになります。
「~にも拘らず」の形だと、「~したのにそれでも」の意味を持つ慣用句的な連語になります。
「拘らず」の言葉の使い方や使われ方
「拘らず」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『激しいにわか雨の予報が出ているにも拘わらず(かかわらず)、今日開催予定のイベントは決行することになりました』
・『給与待遇にはそれほど拘らず(こだわらず)、自分のやりたい仕事や社会貢献になる仕事を探したいのです』
・『相手の年齢や見た目にはあまり拘らず(こだわらず)、基本的な人生設計や趣味嗜好が合う人と結婚したいと考えています』
まとめ
この記事では、「拘らず」の正しい読み方「こだわらず・かかわらず」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「拘らず」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参照してみてください。