この記事では、「拡大」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拡大」の正しい読み方は「かくだい」と「こだい」どちら
「拡大」の読み方として想定できるものに、「かくだい」と「こだい」があります。
「かくだい」と「こだい」の二つの読み方のうち、「拡大」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「拡大」の正しい読み方の結論は、「かくだい」が正しい読み方になります。
「拡大」の名詞で使われている「拡」という漢字の訓読みは「ひろげる・ひろがる」で、音読みは「カク」です。
「拡」という漢字の音読みに「コ」という読み方はありません。
そのため、「拡大」を「こだい」と読むのは明らかな誤読になってしまうのです。
「こだい」と読むことができる漢字表記は、「古代・誇大」などになります。
「拡大」の意味
「拡大」の意味は、「大きさ・面積・容積などを広げて大きくすること」を意味しています。
「拡大」という言葉には、「広げて大きくするという能動的な行為」だけではなくて「広がって大きくなるという状態(能動的な行為を伴わない広がった状態)」といった意味合いも備わっています。
「拡大」の対義語は「縮小」です。
「拡大」の言葉の使い方や使われ方
「拡大」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『老眼になってスマホの画面で小さな文字を読むのがつらくなったので、文字を拡大して読むようにしています』
・『最近のスマホカメラは望遠レンズで手軽に、遠くにある風景やモノを拡大して撮影することができます』
・『中東ではイスラム国やアルカイダのような正式な国家ではない軍事勢力が拡大しやすい政治的な混乱があります』
まとめ
この記事では、「拡大」の正しい読み方「かくだい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「拡大」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。