この記事では、「持論」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「持論」の正しい読み方は「じろん」と「もちろん」どちら
普段使う機会が少ない言葉は、漢字で書いてあると読み方に迷うことがあります。
では、「持論」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「じろん」です。
「持」は、音読みで「ジ」、訓読みで「もつ」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、「チ」とも読みます。
「チ」という読み方をする言葉には、「扶持(ふち)」があります。
「論」は、音読みで「ロン」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、「あげつらう」「とく」とも読みます。
「持」は「もつ」と読むことができるので、「持論」を「もちろん」と読めそうですが、このような読み方はしません。
「もちろん」は、「もちろん、そうです」のような使い方をすることがある言葉です。
この場合は漢字では「勿論」と書きます。
「持論」の意味
以前から主張している自分の意見という意味です。
「持」という漢字には、もつ、もちつづける、「論」という漢字には、道筋を立てた話や文章、見解、考えという意味があります。
このことから「持論」には、持っている考えという意味があることがわかります。
たとえば、コーヒーには絶対に角砂糖を1個入れるべきだという考えを持っている人がいたとします。
これは、この人が持っている考えで、世間一般のルールなどではありません。
こういった、自分の考えのことを「持論」といいます。
「持論」の言葉の使い方や使われ方
・『持論を語る』
まとめ
この言葉は「じろん」と読むのが正しい読み方です。
自分の意見という意味を持っています。