この記事では、「敏腕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「敏腕」の正しい読み方
「敏腕」の正しい読み方は「びんわん」です。
「びん・わん」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「敏腕」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「敏腕」は「としうで」「すごうで」などと間違って読まれることがあります。
「敏腕」について説明
「敏腕」とは「ものごとを正確に、すばやく処理する技量があること」という意味です。
困難なことであっても、早く、的確に目的を達成する能力があることです。
「敏腕」は名詞・形容動詞として「敏腕だ・である」「敏腕を振るう」「敏腕刑事」などと使われます。
似た意味の言葉に「辣腕(らつわん)」があり、こちらは「ものごとをためらわず、てきぱきと処理する能力があること」という意味です。
「敏腕」は「素早く正確に処理する能力があること」という意味ですので、「てきぱき行動する」「素早く正確に行動する」というニュアンスの違いがあります。
「敏腕」の言葉の由来
「敏腕」は漢字の意味から成り立つ語です。
「敏」は「頭の働きがすばやい」「行動・動作がすばやい」という意味、「腕」は「うで」とも読み「うでまえ」「はたらき」という意味、「敏腕」で「頭の働きと、動作がすばやく、うでまえが立つこと」になります。
まとめ
今回は「敏腕」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。