この記事では、「敗因」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「敗因」の正しい読み方は「はいいん」
敗は、敗者や敗色、敗北等の言葉を見れば理解出来る様に音読みで、はいと読まれる漢字です。
後に続く因の漢字は、原因とか因果、要因といった言葉の通り音読みで、いんと読む事が出来ます。
だからこそ敗因は、それら2つの音読みを組み合わせる形で、はいいんと読むのが正しい読み方となっているのです。
「敗因」の間違った読み方や間違いやすい読み方
敗れるという言葉を目にすれば分かる様に、敗の漢字は訓読みで、やぶと読む事が出来る漢字となっています。
後ろの因は、因るの言葉の通り訓読みでは、よと読む事が可能です。
故に敗のやぶ読みと、因のよ読みという訓読み同士を繋げて敗因を、やぶよと読む人もいたりするのです。
或いは、敗の訓読みと因の音読みとを合わせて、やぶいんと読まれたりもします。
確かにそれぞれの漢字にはそういった読みはありますが、敗因の読み方に関しては、やぶよもやぶいんのどちらの読み方も間違いです。
「敗因」について説明
敗因は、漢字の構成を見れば判明する様に、敗れた原因や負けた原因という意味の言葉として用いられています。
まとめ
敗は訓読みでやぶと読めるし、因は訓読みでよと読む事が可能です。
そのため訓読み同士を合体させて敗因を、やぶよと読んでしまう人も中にはいたりします。
ですが敗因の言葉で訓読みを組み合わせるのは間違いで、敗の音読みであるはいと、因の音読みであるいんとを合わせて、はいいんと読むのが正解です。
そんな敗因は、敗れた原因という意味を表します。