この記事では、「断食」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「断食」の正しい読み方は「だんしょく」と「だんじき」どちら
「断食」の正しい読み方を考えるために、最初にこの熟語を構成する漢字の個別の読みを確認しておきます。
「断」の漢字の音読みは「ダン」で、訓読みは「た(つ)」です。
また、「食」の漢字の音読みは「ショク・ジキ」で、訓読みは「く(う)・た8べる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げると、「だんしょく」とも読めますし、「だんじき」と読むことも出来ることが分かります。
しかし、どちらの読み方が正しいのかは、ここからは分かりません。
さて、「断食」の正しい読み方は「だんしょく」と「だんじき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には「断食」の読み方は、「だんじき」で、「だんしょく」と読むのは間違いです。
ちなみに、「食」の音読みが「しょく」であることは広く知られていますが、「じき」の読みは余り知られていません。
しかしご存知の言葉では「乞食(こじき)」や「餌食(えじき)」等の熟語で、この読みが使われています。
また、「食堂」は一般的には「しょくどう」と読まれますが、仏教寺院では「じきどう」との読みが使われています。
「断食」の意味
「断食」とは、「一定の期間、食べ物を断つこと」を意味する言葉です。
「断食」の言葉の使い方や使われ方
・『イスラム教では定期的にラマダンと呼ばれる断食が、今も続けられています』
・『美容と健康のためのダイエット法として、プチ断食法と言うのもあります』
まとめ
「断食」の読み方は、「だんじき」で、「だんしょく」と読むのは間違いです。
また、この「断食」とは、「一定の期間、食べ物を断つこと」を意味する言葉です。