「果皮」はどう読めば正しい読み方になる言葉なのでしょうか。
今回は、「果皮」の正しい読み方と意味について解説します。
「果皮」の正しい読み方はどちら
「果皮」という言葉の読み方としては「かひ」と「かがわ」の2つが候補になります。
「かひ」と「かがわ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「果皮」の正しい読み方は「かひ」です。
「果」は「果実」【かじつ】「果樹」【かじゅ】など「か」と読みます。
「皮」は「皮膚」【ひふ】「樹皮」【じゅひ】など「ひ」と読むほか、「毛皮」【けがわ】「鰐皮」【わにごわ】など「がわ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「かひ」と「かがわ」になりますが「果皮」の正しい読み方は「かひ」です。
辞書に掲載されている「果皮」の正しい読み方は「かひ」だけで「かがわ」の記載はありません。
「果皮」の意味
「果皮」とは、「果実の皮」を指す言葉です。
植物に実る果実のうち種子を包む皮の部分を指します。
果物の皮と聞くと食べる時に剥く薄い部分をイメージしますが、「果皮」が指しているのは種子を取り巻く部分全体なので一般的にイメージされる薄い皮だけでなく食用にする実の部分も含まれます。
食べる時に向く薄い皮を「外果皮」食用にする実の部分を「中果皮」種子の周りにある硬くて丈夫な皮を「内果皮」といい、これら全てを指す言葉が「果皮」です。
「果皮」の言葉の使い方や使われ方
・『果物の果皮について調べる』
・『どこまでが果皮なのかよくわからない』
・『果皮が取り除かれ種子が露わになった』
まとめ
「果皮」の読み方は「かひ」で「かがわ」ではありません。
専門用語として使われることがほとんどで日常会話ではまず使う機会のない言葉ですが、読み間違えやすいので正しい読み方を覚えておきましょう。
