「桜桃」の読み方と意味とは?「おうとう」と「さくらんぼう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「桜桃」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「桜桃」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「桜桃」の正しい読み方は「おうとう」と「さくらんぼう」どちら

「桜桃」には4つの読み方があります。

1つ目は「おうとう」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「さくらんぼう」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

3つ目あ「さくらんぼ」で、上記で紹介した「さくらんぼう」から変化した読み方です。

4つ目は「ゆすらうめ」で、こちらも熟字訓になります。

正しい読み方の結論

「桜桃」「おうとう」「さくらんぼう」「さくらんぼ」「ゆすらうめ」という読み方があり、読み方により意味が違ってきます。

「桜桃」の意味

「桜桃」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「おうとう」と読む場合、「実桜(ミザクラ)と呼ばれる落葉小高木、白い花と紅色の果実が特徴」「食用になる桜の実」という意味です。

「さくらんぼう・さくらんぼ」と読む場合、「桜の果実の総称、特にセイヨウミザクラの実のこと」という意味です。

「さくらんぼう」「桜ん坊」とも書き、語源は2つあります。

1つ目は「桜桃」の実の形が坊主の丸い頭に見えることからつけられたという説です。

2つ目は「桜桃」の訓読み「さくらもも」から変化したという説です。

「ゆすらうめ」と読む場合、「バラ科の落葉低木、ギザギザのある葉が特徴」という意味で、語源は2つあります。

1つ目は朝鮮語の「移徒楽(いすら)」という説です。

2つ目は、実を採る際に枝を揺すって落としたことに由来するという説です。

「桜桃」の言葉の使い方や使われ方

「桜桃」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『公園に桜桃(おうとう)を植樹する』
・『桜桃(さくらんぼう・さくらんぼ)のジャムを作る』
・『桜桃(ゆすらうめ)の花言葉は「輝き」だ』

まとめ

今回は「桜桃」の読み方について紹介しました。

「桜桃」「おうとう」「さくらんぼう」「さくらんぼ」「ゆすらうめ」の4つの読み方があり、読み方により意味が違ってきます。

正しく使える様に覚えておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました