この記事では、「殺める」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「殺める」の正しい読み方は「あやめる」と「とめる」どちら
「殺」という漢字は訓読みでは「殺(ころ)す」や「殺(あや)める」などと読み、音読みでは「サツ」などと読みます。
したがって、「殺」に「殺(と)める」と読む用法はないので、「殺める」は「あやめる」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「殺める」の正しい読み方は「あやめる」になります。
「殺める」の意味
「殺める」とは、「人を殺傷すること」や「危害を加えること」、「危うくすること」という意味を表す言葉です。
「殺(あや)める」の類義語としては、「殺す」や「傷つける」、「害する」、「傷害」などがあります。
「殺(あや)める」は本来「危(あや)める」と書き、古語で「危うくする」や「危険にする」という意味を表す「危(あや)む」が語源です。
「危うくする」や「危険にする」という元の意味から転じて、「傷つける」や「殺す」という意味も指すようになったと云われています。
「殺」という漢字は2文字以上の漢字の形や意味を組み合わせてできた「会意文字」であり、左部の「獣」を表した象形と右部の「手に木の杖を持つ様子」を表した象形が合わさって「殺」という漢字が出来上がりました。
「殺める」の言葉の使い方や使われ方
・『サスペンスドラマの犯人は意図せず被害者を殺めてしまったようだ』
・『理由もなく生き物を殺めることは自重するべきだ』
・『主を殺めた罪に問われ、罪人は処刑を受けた』
まとめ
・「殺める」の正しい読み方は「あやめる」になります。
・「殺める」とは、「人を殺傷すること」や「危害を加えること」、「危うくすること」という意味を表す言葉です。