「毛越寺」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「毛越寺」の読み方とは? 読み方

この記事では、「毛越寺」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「毛越寺」の読み方は「もうつうじ」

「毛越寺」は、もうつうじと読むのが正しい読み方となっているのです。

とはいえ毛の漢字は毛筆や羊毛等といった言葉を見れば理解出来る様に、音読みでもうと読む事が出来ます。

最後の寺の漢字も、寺社とか寺院、尼寺といった言葉みたいに音読みでじと読む事は可能です。

問題なのは2文字目の越で、音読みでおつと読む事が出来ますが、つうという読みはありません。

そもそも「毛越寺」は、もうおつじと読まれていたものが、もうつじに変化し、更に、もうつうじと読まれる様になったと考えられています。

「毛越寺」の間違った読み方や間違いやすい読み方

毛の漢字は、毛皮や毛並み、毛糸といった言葉みたいに、訓読みでは、けと読まれる漢字です。

次の越は、越すや越えるといった言葉の様に訓読みで、こと読めるし、最後の寺は訓読みで、てらと読む事が出来ます。

お陰で「毛越寺」の漢字表記も3つの漢字の訓読みを合体させて、けこてらと読む人もいるのです。

所が「毛越寺」の言葉に対して訓読みを繋げるこの読み方は間違いなので、この様な読み方はすべきではありません。

「毛越寺」について説明

「毛越寺」は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗の別格本山を表すのです。

まとめ

毛は訓読みでけと読めるし、越は訓読みでこと読める上に、寺は訓読みでてらと読む事が出来ます。

だからこそそれら3つの漢字の読みを合わせて「毛越寺」は、けこてらと読む人も存在するのです。

ですが「毛越寺」の言葉に関しては、訓読み同士を合体させるこの読み方は間違いとなっています。

「毛越寺」は音読み同士を組み合わせて、もうおつじから変化したとされる、もうつうじと読むのが正解です。

そんな「毛越寺」は、岩手県西磐井郡平泉町に存在している天台宗の別格本山を表現する言葉として使われています。

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