この記事では、「気障」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「気障」の正しい読み方は「きざ」と「きしょう」どちら
「気障」は「きざ」と読み、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
「気」の音読みは「き・け」、訓読みは「いき」、「障」の音読みは「しょう」、訓読みは「さわ(る)・へだ(てる)・ふせ(ぐ)」ですが、「気障」と表記する場合、「きしょう」とは読みません。
正しい読み方の結論
「気障」の正しい読み方は「きざ」です。
「きしょう」とは読みません。
「気障」の意味
「気障」の意味は「心配で気掛かりなこと」「不快な感じになること」「服装や言動などが気取っていて、嫌味に感じること」です。
「気障」は「気障り(きざわり)」を省略した言葉で、本来は「心配すること」「気に掛ける事」という意味でした。
江戸時代に遊郭で使われていましたが、次第に一般に広まると共に、「嫌な気持ちになること」として使われる様になり、更に転じて「気取って嫌味な言動をする人」という意味になりました。
現在では「キザ」とカタカナ表記されることが多くなっています。
「気障」の言葉の使い方や使われ方
「気障」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は自分をかっこよく見せようと気障なセリフばかり口にする』
・『合コンに帽子とサングラスという気障なファッションで現れる』
・『彼は気障だが背も高くイケメンなので許されている』
まとめ
今回は「気障」の読み方について紹介しました。
「気障」の正しい読み方は「きざ」で、「きしょう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。