この記事では、「況や」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「況や」の正しい読み方は「いわんや」と「きょうや」どちら
「況や」の「況」は、音読みで「キョウ」、訓読みで「いわ(んや)」、「ありさま」と読みます。
「況」を音読みで読むと、「きょうや」となりますが、この読み方ではないようです。
一方、「況や」は「況んや」とも表記するので、「況」を訓読みにすると、「いわんや」と読むことができます。
正しい読み方の結論
「況や」の正しい読み方は「いわんや」です。
「いわんや」は「況んや」とも表記します。
「況や」は「きょうや」ではなく、「いわんや」と読むようにしましょう。
「況や」の意味
「況や」とは、「まして」、「なおさら」と言う意味を表しています。
「況や」の「況」は、「ありさま」、「たとえる」、「さらに」、または「『いわんや』で、言うまでもなく」などを意味しています。
そのため、「況や」は漢字の意味から見ると、「言うまでもなく」と言う意味合いになります。
「況や」の言葉の使い方や使われ方
・『私は彼女のことを知りませんし、況や彼女がそんなことをしていることは、知る由もありません』
・『噂では聞いていましたが、実際に彼を見たら、況やそうだと思うようになりました』
・『そのような状況であれば、況や早く実行に移した方が良いでしょう』
まとめ
「況」が使われている熟語には、他にも「況(ま)して」、「況(ま)してや」があります。
それ以外では、「実況(じっきょう)」、「近況(きんきょう)」、「盛況(せいきょう)」など「きょう」と読み、「況」で終わる語です。
「況や」は「きょうや」ではなく、「いわんや」と読むことを覚えておくと良いでしょう。