この記事では、「温存」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「温存」の正しい読み方は「おんぞん」と「しつぞん」どちら
「温存」は「おんぞん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「温」の音読みは「おん・うん」、訓読みは「あたた(か)・あたた(かい)・あたた(まる)・あたた(める)・ぬく(い)・ぬる(い)・ ぬく(める)・ぬく(まる)・たず(ねる)・つつ(む)」、「存」の音読みは「そん・ぞん」、訓読みは「あ(る)・たも(つ)・ながら(える)・と(う)」で、「しつぞん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「温存」の正しい読み方は「おんぞん」です。
「しつぞん」とは読みません。
「温存」の意味
「温存」の意味は「使わずに大切にしまっておくこと」です。
後に使う可能性があるものを、今すぐ使わずに大事に保っておくことを表します。
「温」は「皿に盛ったあたたかい食べ物」を表す会意形成文字で、「あたためる」という意味から「大切にする」「しまい込む」という意味も持っています。
「存」は「保ち持つ」という意味、「温存」で「大切にしまい込んで保ち持つこと」になります。
「温存」の言葉の使い方や使われ方
「温存」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『冬山で遭難した時は体力を温存することが大切だ』
・『予選では主力選手を温存しておく』
・『今まで温存してきたアイデアを発表する』
まとめ
今回は「温存」の読み方について紹介しました。
「温存」の正しい読み方は「おんぞん」で、「しつぞん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。