この記事では、「温情」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「温情」の正しい読み方は「おんじょう」と「あつじょう」どちら
「温情」は「おんじょう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「温」の音読みは「おん・うん」、訓読みは「あたた(か)・あたた(かい)・あたた(まる)・あたた(める)・ぬく(い)・ぬる(い)・ぬく(める)・ぬく(まる)・たず(ねる)・つつ(む)」、「情」の音読みは「じょう・せい」、訓読みは「なさ(け)・こころ・おもむき」です。
「温情」と表記する場合「あつじょう」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「温情」の正しい読み方は「おんじょう」です。
「あつじょう」とは読みません。
「温情」の意味
「温情」の意味は「相手に対し寛大で思いやりのある心のこと」です。
心に温かみがあり、相手に対して優しい気持で接することを表します。
「温」は「あたたかい」から転じて「顔色や心がおだやかである」という意味、「情」は「ものごとに感じて起こる心の動き」「思いやり」「相手に共感する心」という意味、「温情」で「相手に共感してやさしい心を持つこと」になります。
「温情」の言葉の使い方や使われ方
「温情」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『教授の温情により単位を取得できた』
・『納品遅延の件についてご温情賜り誠に感謝いたします』
・『試合に温情は通用しない』
まとめ
今回は「温情」の読み方について紹介しました。
「温情」の正しい読み方は「おんじょう」で、「あつじょう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。