「住処」の読み方と意味とは?「すみか」と「すみどころ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「住処」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「住処」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「住処」の正しい読み方は「すみか」と「すみどころ」どちら

「住処」には2つの読み方があります。

1つ目は「すみか」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

2つ目は「じゅうしょ」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「住」の音読みは「じゅう」、訓読みは「す(む)・す(まう)・とど(まる)」「処」の音読みは「しょ・そ」、訓読みは「す(む)・す(まう)・とど(まる)」です。

「住処」と表記する場合、「すみどころ」とは読みません。

正しい読み方の結論

「住処」の正しい読み方は「すみか」「じゅうしょ」の2つで、読み方により意味が違ってきます。

「すみどころ」とは読みません。

「住処」の意味

「住処」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「すみか」と読む場合、「棲家」とも書き、「住んでいる場所」「動物や好ましくないものなどが居住するところ」という意味です。

「じゅうしょ」と読む場合、「住所」とも書き「住んでいる場所」「法律的に定められた各人の生活の本拠である場所」という意味です。

「住処」の言葉の使い方や使われ方

「住処」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『ここは盗賊一味の住処(すみか)と思われる』
・『クマの住処(すみか)と思われる穴を発見する』
・『彼には定まった住処(じゅうしょ)がない』

まとめ

今回は「住処」の読み方について紹介しました。

「住処」の正しい読み方は「すみか」「じゅうしょ」の2つで、「すみどころ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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