この記事では、「激論」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「激論」の正しい読み方は「げきろん」と「きょうろん」どちら
「激論」は「げきろん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「激」の音読みは「げき」、訓読みは「はげ(しい)・はげ(ます)」、「論」の音読みは「ろん」、訓読みは「あげつら(う)・と(く)」で、「きょうろん」という読み方はしません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「激論」の正しい読み方は「げきろん」です。
「きょうろん」とは読みません。
「激論」の意味
「激論」の意味は「お互いに非常に強い勢いで言い分を主張すること」です。
相手に対し強い態度で持論を述べることを表します。
「激」は「水がぶつかり合って白いしぶきを上げる様子」を表す会意形成文字で、ここから「非常に勢いが強い」という意味、「論」は「整理された言葉を話すこと」という意味、「激論」で「非常に強い勢いで整理された言葉を話すこと」になります。
相手をののしったり暴言を吐いたりするのではなく、お互いが必死になって自分の主張を述べ合う時に使われます。
「激論」の言葉の使い方や使われ方
「激論」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『感染症対策について有識者が激論をかわす』
・『校則を変えるかどうかで生徒が激論をかわす』
・『彼等は長い激論の後、お互いをほめたたえ合った』
まとめ
今回は「激論」の読み方について紹介しました。
「激論」の正しい読み方は「げきろん」で、「きょうろん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。