この記事では、「濃茶」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「濃茶」の正しい読み方は「こいちゃ」と「のうちゃ」のどちら
お茶好きの間では、お濃い「おこい」と呼ぶ「濃茶」の正しい読み方は「こいちゃ」です。
愛好家の間では濃い味に注目している人が多く、いかに濃くて深みがあるか舌で実感するためお茶を飲みます。
そのため、お湯は極力量を少なめにお抹茶に入れてしっかり練り、濃厚な茶葉の味と深みがあるお茶にするのです。
正しい読み方の結論
訓読みで「濃」を「こい」と読むので、そこに音読みの「茶」を「ちゃ」と読んで合わせれば「こいちゃ」と言う方が相手にも意味が伝わりやすくなります。
この2つの漢字を合わせれば「濃茶」と書いて「こいちゃ」と読めて、いかに濃厚で香り豊かなお茶であるかが伝わるわけです。
「濃茶」の意味
お抹茶を原料としている濃いお茶は、茶の古木から若芽だけを採って製したものを「濃茶」にしているため薄茶よりも風味が濃いのが選ばれます。
渋みが少ない茶を選ぶことで甘みを感じる「濃茶」は、一般的な薄いお茶よりも濃さが3倍もあるのが特徴的です。
この「濃茶」をお茶会に出すときは茶碗に入れて、2人以上が飲んで回していきます。
「濃茶」の言葉の使い方や使われ方
・『濃茶が好きなので、お湯を入れたらじっくり蒸らして飲む』
・『飲んだとき、口の中にお茶の味が強く感じる濃茶がいい』
・『濃茶が好きなので友人にすすめれば味が苦手と拒まれた』
まとめ
薄いお茶では飲んだ気がしないという人は、いかに濃く抹茶を練るかを考えて濃いお茶にするわけです。
一度はまればその深い味わいと香りに惹きつけられるでしょう。