「為来り」の読み方と意味とは?「しきたり」と「いきり」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「為来り」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「為来り」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「為来り」の正しい読み方は「しきたり」と「いきり」どちら

「為来り」「しきたり」と読み、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「為」の音読みは「い」、訓読みは「な(す)・す(る)・ため・つく(る)・な(る)」「来」の音読みは「らい」、訓読みは「く(る)・きた(る)・ きた(す)・こ(し)・き(し)」です。

「いきり」とは読みません。

正しい読み方の結論

「為来り」の正しい読み方は「しきたり」で、「いきり」とは読みません。

「為来り」の意味

「為来り」の意味は「昔からの慣習や慣例のこと」です。

ある組織や地域で、昔からずっとそうすることになっていて、受け継がれているやり方のことです。

「しきたり」の語源は「仕来たる(しきたる)」という言葉で、「昔から引き続き行い慣例としてきていること」という意味です。

「為」「する」とも読み連用形は「し」であることから、「してきていること」という意味で「しきたり」として使われる様になりました。

「為来り」の言葉の使い方や使われ方

「為来り」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『お正月は家族でお参りするのが我が家の為来りだ』
・『地元の為来りに従ってご近所に挨拶回りに行く』
・『この会社では歓送迎会で一発芸をするという為来りがある』

まとめ

今回は「為来り」の読み方について紹介しました。

「為来り」の正しい読み方は「しきたり」で、「いきり」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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