「無断」とはどのような意味で何と読むのが正しいのでしょうか。
この記事では、「無断」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「無断」の正しい読み方は「むだん」
「無断」の正しい読み方は「むだん」です。
「無」には「無類」【むるい】「有無」【うむ】など「む」という読み方があります。
「断」は「断行」【だんこう】「切断」【せつだん】など「だん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「むだん」が「無断」の正しい読み方です。
「無断」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「無断」のよくある間違った読み方として挙がるのが「なしだん」「むたち」です。
「無」には「田無」【たなし】「型無」【かたなし】など「なし」という読み方があり「断」は「断切」【たちきり】「断物」【たちもの】など「たち」とも読みます。
漢字の読み方としては正しいものの「無断」には当てはまらないため読み間違いになります。
「無断」について説明
「無断」とは、「断りを入れないこと」を意味する言葉です。
何かする前に責任者や管理者に話を通すことを「断る」もしくは「断りを入れる」といいます。
「無断」とは行動前に断りを入れることなく勝手にやることを表します。
許可や確認を取らずにやるのは必要な手順を踏んでいないため歓迎されない行為です。
基本的には承諾や許可が必要なのに断りを入れないでやる行為に対して用いる言葉であり、承諾や許可を得る必要がなく自由にできる行為を勝手にやる場合には使いません。
「無断」の言葉の由来
「断り無し」に由来します。
まとめ
「無断」は日常会話でも使われる一般的な表現なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。