この記事では、「煩わしい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「煩わしい」の正しい読み方は「わずらわしい」と「いたわしい」どちら
「煩わしい」は「わずらわしい」と読み、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「煩」の音読みは「はん・ぼん」、訓読みは「わずら(う)・わずらわ(す)・うるさ(い)」で、「いたわしい」という読み方はありません。
ちなみに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「煩わしい」の正しい読み方は「わずらわしい」です。
「いたわしい」とは読みません。
「煩わしい」の意味
「煩わしい」の意味は「面倒で心が悩まされる様子」「複雑で手間がかかる様子」「気を遣うこと」「身体の具合が悪い様子」です。
「わずらわしい」の語源は、古語の「わづらふ」で、元々「精神的に悩むことや困ること」という意味でした。
その原因が病気であることも多い為に、「病気にかかる」という意味でも使われる様になったのです。
「煩わしい」は形容詞で、その様な状態のものを表す時に使われ、「できれば避けたい」というニュアンスが含まれている言葉です。
「煩わしい」の言葉の使い方や使われ方
「煩わしい」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『手続きが煩わしいのでできれば申し込みたくない』
・『今日は天気が悪いので出かけるのが煩わしい』
・『人間関係が煩わしくて転職を考える』
まとめ
今回は「煩わしい」の読み方について紹介しました。
「煩わしい」の正しい読み方は「わずらわしい」で、「いたわしい」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。