この記事では、「熊野」の読み方を詳しく説明していきます。
「熊野」で使われる読み方は「くまの」と「ゆや」
「熊」の漢字は、「熊掌」【ゆうしょう】や「熊羆」【ゆうひ】の言葉みたいに音読みで、「ゆう」と読む事が可能です。
訓読みでは、「熊手」【くまで】とか「白熊」【しろくま】に、「黒熊」【くろくま】の言葉を見れば理解出来る様に、「くま」と読む事が出来ます。
所が、音読みと訓読みを調べても「ゆ」という読みは存在していません。
「野」は、「野外」【やがい】や「荒野」【こうや】の言葉みたいに、音読みで「や」と読まれているのです。
訓読みの方は、「裾野」【すその】とか「野原」【のはら】に、「野良」【のら】の言葉を目にすれば分かる事ですが、「の」という読みを所有しています。
以上の事から「熊野」の漢字表記は、そのまま「のはら」と読む事が出来ますが、「ゆや」という読みは普通には出来ません。
ただし「熊野」は苗字としても利用されている言葉であるため、幾分特別な読ませ方をさせていたりするのです。
お陰で「熊野」の苗字に関しては、「くまの」だけでなく「ゆや」とも読まれています。
「熊野」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「熊野」の苗字は、「くまの」と読まれるケースが圧倒的に多くなっているのです。
「熊野」の名前で考えられる由来
「熊」は、「動物のくま」を表す漢字となっています。
後ろの「野」の漢字は、「のはら」や「あらい」とか「自然のまま」等の意味を指し示すのです。
更に「熊野」は苗字として用いられている言葉であり、諸説あるものの「日本各地に存在する地名」が由来であると考えられています。
まとめ
「熊野」の苗字は、「くまの」に「ゆや」と読まれていますが、特に「くまの」と読まれる事が多く見られるのです。
そんな「熊野」の苗字は、日本各地にある「地名」が由来の一つであると言われています。