この記事では、「熟読」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「熟読」の正しい読み方は「じゅくどく」と「じゅよみ」どちら
「読」という漢字は、「どく」とも「よむ」とも読むことができます。
では「熟読」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「じゅくどく」です。
「熟」は音読みで「ジュク」、訓読みで「うれる」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、「うむ」「にえる」「にる」「なれる」「つらつら」「つくづく」「こなれる」「こなす」とも読みます。
「読」は音読みで「ドク」「トク」「トウ」、訓読みで「よむ」と読む漢字です。
「熟読」は「熟」を「じゅく」、「読」を「どく」と読んで、「じゅくどく」と読みます。
「じゅよみ」という言葉はありません。
「熟読」の意味
文章の内容をよく考えながらじっくりと読むことという意味です。
「熟」にはじゅうぶんに、「読」にはよむ、よみとるという意味があります。
このことからも「熟読」には、十分に読む、よく考えながら読むという意味があることがわかります。
速読が流行っているようです。
速読を行うと、短時間でたくさんの量を読むことができます。
しかし、深い読み方はできません。
「熟読」をするためには、じっくり時間をかける必要があります。
よく考えながら読んでいると、どうしても時間がかかってしまうのです。
このような読み方をしていると、理解が深まったり、自分の考えが深くなったりします。
「熟読」の言葉の使い方や使われ方
・『新刊本を熟読する』
まとめ
この言葉は「じゅくどく」が正しい読み方です。
文章の内容を考えながらじっくりと読むという意味を持っています。