この記事では、「甚だしい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「甚だしい」の正しい読み方は「はなはだしい」と「はだはだしい」どちら
「甚」という漢字は訓読みでは「甚(はなは)だしい」などと読み、音読みでは「じん」と読みます。
したがって、「甚だしい」は「はなはだしい」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「甚だしい」の正しい読み方は「はなはだしい」になります。
「甚だしい」の意味
「甚だしい」とは、「普通の度合いを著しく越えているさま」を意味する言葉です。
「甚だしい」の類義語としては「非常」や「大変」、「並はずれた」や「桁違い」、「各段に」などがあります。
「甚」という漢字にも「甚大(じんだい)」(程度が非常に大きいことや度合いがとんでもないこと)や「深甚(しんじん)」(並大抵ではないことや奥深いこと)と用いられているように「並はずれた」や「度を越えている」、「とても」などの意味が含まれています。
「甚」という漢字の成り立ちは「水を一杯に入れた器をかまどの上に載せ、下で火をたく様子」を表した「象形文字」です。
もともとは「おきかまど」の意味を表していましたが、後に「非常に」や「度を越えている」という意味を表すようになりました。
「甚だしい」の言葉の使い方や使われ方
・『災害の規模が大きかったので、被害も甚だしいようだ』
・『式典であのような振る舞いをするとは非常識も甚だしい』
・『あの芸能人は実家が甚だしい金持ちのようだ』
まとめ
・「甚だしい」の正しい読み方は「はなはだしい」になります。
・「甚だしい」とは、「普通の度合いを著しく越えているさま」を意味する言葉です。