「疎ら」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「疎ら」の読み方とは? 読み方

この記事では、「疎ら」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「疎ら」の正しい読み方

「疎ら」の正しい読み方は「まばら・あばら」です。

「まば・ら/あば・ら」共に訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「疎ら」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「疎ら」「そら」「うとら」「もっぱら」などと間違って読まれることがあります。

「疎ら」について説明

「疎ら」の意味は以下の通りです。

「まばら」と読む場合、「物が少なくて、隙間ができている様子」「順序だっておらずばらばらな様子」という意味です。

「あばら」と読む場合、「荒れ果てた様子」「隙間だらけの様子、『まばら』に同じ」という意味です。

「疎ら」は名詞・形容動詞として「疎らだ・である」「草が疎らに生える」などと使われます。

「あばら」と読む場合、「荒ら」と書くことが多く、「荒ら屋(あばらや)」「荒れ果てた家屋」という意味です。

どちらも「隙間が空いている」という点が共通しています。

「疎ら」の言葉の由来

「疎ら」「疎」という漢字は「人の胴体と足」「子が急に産まれる様子」の象形です。

ここから「流れる」「距離が遠くなる」「隙間ができる」という意味になりました。

「まばら」という読みかたは「間がばらばら」「あばら」という読みかたは「荒れてばらばら」が語源との説もありますが、確かではありません。

まとめ

今回は「疎ら」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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