この記事では、「疲弊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「疲弊」の正しい読み方は「ひへい」と「ひろう」どちら
疲弊という漢字を見た人の中には思わず、ひろうと読んでしまう人もいるものです。
確かに疲の漢字は単独でも、ひという読みが可能ですが、弊の漢字には、ろうという読みは存在していません。
そもそもひろうは、疲労と漢字で表記されるので疲弊を、ひろうと読むのは誤りです。
疲弊は、ひへいと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
疲弊は、ひへいと読むべき言葉です。
というのも疲の漢字には、ひという読み方がある上に、弊の漢字もそのまま、へいと読む事が出来ます。
だからこそその2つの読みをシンプルに組み合わせて疲弊は、ひへいと読む事が可能なのです。
「疲弊」の意味
疲弊は、つかれるや体力や気力がなくてぐったりする、といった意味を持つ疲の漢字に、身体がぐったりするとかぼろぼろになる、といった意味を所有する弊の漢字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から疲弊は、心身共に疲れて弱る事や、経済的に困窮して活力を失う事といった意味を示すのです。
「疲弊」の言葉の使い方や使われ方
・『長い間、内乱が続いたせいでその国はすっかり疲弊しました』
・『大雨が長く続いた影響で、その地域の住民はかなり疲弊しています』
・『彼はこの所、毎日残業続きで、心身共に疲弊している様子です』
まとめ
疲の漢字には、ひという読みが存在していますが、弊の漢字には、ろうという読みはありません。
なので疲弊の漢字を、ひろうと読む事は出来ず、ひへいと読むのが正しい読み方です。
更にそんな疲弊は、心身が疲れて弱る事や経済状態が悪くなり勢いがなくなる、といった意味を表現する際に、使用する言葉となっています。