できれば起きてほしくない「病害」ですが、この言葉はどう読むのが正しくどんな意味なのでしょうか。
今回は、「病害」の正しい読み方と意味について解説します。
「病害」の正しい読み方は「びょうがい」と「へいがい」どちら
「病害」という言葉の読み方としては「びょうがい」と「へいがい」の2つが考えられます。
「びょうがい」と「へいがい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「病害」の正しい読み方は「びょうがい」です。
「病」には「病気」【びょうき】「持病」【じびょう】など「びょう」という読み方のほか、「疾病」【しっぺい】のように「へい」「ぺい」という読み方があります。
「害」は「害悪」【がいあく】「公害」【こうがい】など「がい」と読みます。
漢字の読み方から考えると「びょうがい」と「へいがい」になりますが「病害」の正しい読み方は「びょうがい」です。
「病害」に「へいがい」という読み方はありません。
「病害」の意味
「病害」とは、「病気によって発生する害」を意味する言葉です。
体調不良や後遺症など病気が原因で起きる悪い影響を表します。
体に起きる害を指すほか、一般的には病気による農作物への被害の意味で使われる言葉です。
病気によって作物が枯れたり十分に育たなかったりなど、作物そのものの被害だけでなく金銭的な損害の意味でも使います。
「病害」の言葉の使い方や使われ方
・『病害の影響は深刻である』
・『いもち病の病害による経済的な損失は計り知れない』
・『病害に強い品種を開発する』
まとめ
「病害」は「びょうがい」という読み方で「へいがい」は誤りです。
農作物に対して使うことが多く被害を伝えるニュースでも用いられている言葉なので意味と読み方を知っておきましょう。