この記事では、「真心」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「真心」の正しい読み方は「しんしん」と「まごころ」どちら
正しい読み方の結論にしましては「真心」の正しい読み方は「しんしん」と「まごころ」のどちらでも読むことができます。
ですが、一般的には「まごころ」と読まれています。
「真心」の意味
「真心」とは、相手を思い、嘘偽(うそいつわ)りや、飾りのない、真実の心のことを言います。
「真心」の「真」は、「まこと」、「本当の」、「いつわりのない」などの意味があります。
また、「心」は、「こころ」、「気持ち」、「中心」などの意味を持っています。
「真心」と似た意味を持つ語としては、「誠実(せいじつ)」、「至誠(しせい)」、「真摯(しんし)」、「忠誠(ちゅうせい)」、または「真情(しんじょう)」などが挙げられます。
「真心」の言葉の使い方や使われ方
・『真心のこもった贈り物をいただきました』
・『真心を込めて、おもてなしをさせていただきます』
・『彼女は真心を尽くして世話をした』
まとめ
「真心」の「真」は音読みで「シン」、訓読みで「ま」、「まこと」と読みます。
また、「心」は音読みで「シン」、訓読みで「こころ」となります。
「まごころ」は「連濁(れんだく)」によって、後にくる語が「濁音(だくおん)」になり、「こころ」が「ごころ」と変化しています。
「連濁」とは、二つの語が結合する時、後の語の頭の「清音(せいおん)」が、濁音になることを言います。
「清音」とは、濁点や半濁点を付けない仮名(かな)であらわされる音節のことを意味しています。
一方、「濁音」は、仮名で書く時に、濁点を付けてあらわす音節のことを表しています。