この記事では、「矢作」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「矢作」の正しい読み方は「やさく」と「やはぎ」どちら
「矢作」の読み方として想定できるものに、「やさく」と「やはぎ」があります。
「やさく」と「やはぎ」の二つの読み方のうち、「矢作」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「矢作」の正しい読み方の結論は、一般的には「やはぎ」が正しい読み方になります。
「矢作」は古代から存在する「矢を製作する専門的な職人・部門」に由来する言葉で、その読み方は「やはぎ」と決められているのです。
ただし「矢作」は地名や人名にも使用されている言葉でもあり、例外的に青森県青森市矢作のように「やさく」と読む地域もあります。
「矢作」の意味
「矢作」の意味は、「弓矢を製作すること+弓矢を矧いで製作することを生業とした職人」を意味しています。
「矢作」の意味として、国語辞典などには「矢を矧ぐ(はぐ)ことや矢を矧ぐ人」と説明されています。
この「矧ぐ」は、「矢のボディーに羽の部分を付けて弓矢をつくること」を意味する特殊な動詞になります。
「矢作」は、「人名・人の名字・土地の地名」を意味している場合もあります。
「矢作」の言葉の使い方や使われ方
「矢作」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『古代の王朝時代には矢作部(やはぎべ)という弓矢を製作する専門的な職人集団が存在していました』
・『弓矢を使う戦も弓矢を製作する人もほとんどいなくなった現代では、矢作は死語化しています』
・『お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼の存在によって、矢作の読み方を知った人も多いでしょう』
まとめ
この記事では、「矢作」の正しい読み方「やはぎ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「矢作」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を確認してみてください。