「砂肝」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「砂肝」の読み方とは? 読み方

この記事では「砂肝」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「砂肝」の正しい読み方は「すなぎも」

鶏の部位「砂肝」の正しい読み方は「すなぎも」です。

訓読みの砂(すな)と肝(きも)を組み合わせて「すなぎも」と読みます。

「砂肝」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「砂肝」は、にわとりの消化器官「砂嚢(さのう)」の別の呼び方なのですが、「砂肝」の砂は「サ」と音読みしません。

「砂肝」「さぎも」と読んだり、「肝臓(かんぞう)」のように肝を音読みで「カン」と読んで「さかん」と読んだりするのは間違いです。

「砂肝」について説明

「砂肝」とは、鶏の部位「砂嚢(さのう)」のことです。

食用する部位として呼ぶ場合は「砂肝」または「砂ずり」という名前が使われます。

鶏は二つの胃を持っており、その一つが「砂嚢」にあたります。

「砂嚢」は強靭な筋肉でできており「筋胃」とも呼ばれます。

鶏は歯がなく、砂や小石と一緒に飲み込んだ食べ物を砂嚢に送り込み、砂嚢を動かして砂や小石で食べ物をすりつぶして消化しています。

つまり「砂の入った内臓」という意味合いでで「砂肝」と呼ばれているのです。

なお「肝」という文字が含まれていますが、「砂肝」「肝」は内臓を指しており、肝臓(レバー)とは関係ありません。

「砂肝」は筋肉が発達しているためにコリコリした独特な食感があり、主に焼き鳥や炒め物として用いられています。

まとめ

鶏の部位「砂肝」の正しい読み方は「すなぎも」です。

焼鳥のメニューではおなじみですが、「さぎも」「さきん」などと読み間違えないように気を付けましょう。

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