この記事では、「神戸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「神戸」の正しい読み方は「こうべ」
「神戸」は、こうべと読むのが正解です。
神の漢字は、訓読みでこうと読む事が出来るので直ぐに理解出来ますが、戸の漢字はへという読みはあるものの、べという読み方はしません。
とはいえ「神戸」は地名として使用されている言葉であるため、少し特殊な読み方をして、こうべと読まれているのです。
更に「神戸」の漢字はかつて、かんべやかむべと読まれていたので、そういった読み方をするのは間違いではありませんが、現在では、こうべと読まれるのが基本となっています。
「神戸」の間違った読み方や間違いやすい読み方
神格化や神経等といった言葉の通り、神の漢字は音読みでしんと読めるし、戸の漢字は戸数とか下戸の様に、音読みであること読まれる事が少なくないです。
そのため2つの漢字の音読み同士を合体させて、「神戸」をしんこと読んでしまう人もいたりします。
確かに神の漢字をしんと読むのの、戸の漢字をこと読むのも誤りではありません。
所が「神戸」の言葉に対しては、音読み同士を組み合わせるこの読み方は間違いなので注意が必要です。
「神戸」について説明
「神戸」は、こうべと読むと兵庫県の南東部に存在する市を示します。
かんべとかかむべと読むと、神社に属し租や庸、調といったものを神社に納めた民戸を表現するのです。
まとめ
神は音読みでしんと読み、戸は音読みでこと読めます。
故に「神戸」の漢字を表記を見て、しんこと読んでしまう人も存在しているのです。
ですが「神戸」をしんこと読むのは間違いで、現代ではこうべと読まれる事が多い言葉となっています。
もっとも、かんべやかむべという読み方をされており、これも間違いではないです。
そんな「神戸」は、こうべと読むと、兵庫県にある市を表すのです。
かんべやかむべだと、神社に属し、租、庸、調に雑役を納めた民戸を意味する言葉となります。