「神秘」という言葉はロマンやミステリーなどのニュアンスを含んで使われる表現です。
この言葉はどのような意味を持ち正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「神秘」の正しい読み方と意味について解説します。
「神秘」の正しい読み方は「しんぴ」と「かみひ」どちら
「神秘」の読み方をそれぞれの漢字の読みから推察すると「しんぴ」と「かみひ」になります。
「しんぴ」と「かみひ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「神秘」の正しい読み方は「しんぴ」です。
「神」には「神殿」【しんでん】「主神」【しゅしん】など「しん」という読み方と、「神様」【かみさま】「神代」【かみよ】など「かみ」という読み方があります。
「秘」は「隠秘」【いんぴ】「厳秘」【げんぴ】など「ぴ」と読むほか、「秘宝」【ひほう】「極秘」【ごくひ】など「ひ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「しんぴ」と「かみひ」になりますが、2つのうち「神秘」の正しい読み方は「しんぴ」です。
「神秘」の意味
「神秘」とは、「人智の及ばない秘密」を指す言葉です。
神の領域に属するかのような人の知恵では計り知れない秘密や謎を指します。
科学的合理性や論理的整合性では説明のつかない事態や物事など常識では計り知れない秘密に対して用いられる表現です。
いわゆるオカルティックな物事に対して用いる言葉ですが、胡散臭さよりも尊さや好奇心など肯定的なニュアンスが強く含まれています。
「神秘」の言葉の使い方や使われ方
・『神秘的な光景に目を奪われる』
・『神秘と言うほかない出来事に遭遇する』
・『世界の神秘に触れる』
まとめ
「神秘」の読み方は「しんぴ」が正しく「かみひ」とは読みません。
さまざまなニュアンスで使われる言葉なので正しい読み方と意味だけでなく言葉の持つ雰囲気も理解しておきましょう。
