この記事では、「禁欲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「禁欲」の正しい読み方は「きんよく」と「こんよく」どちら
「禁欲」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認しま。
「禁」の漢字の音読みは「キン」で、訓読みは「とど(める)・いさ(める)」です。
また、「欲」の漢字の音読みは「ヨク」で、訓読みは「ほっ(する)・ほ(しい)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きんよく」と読めることが分かります。
しかし、「禁」の漢字に「こん」との読みがないことから、「こんよく」と読むには無理があり、間違いではないかと考えられます。
さて、「禁欲」の正しい読み方は「きんよく」と「こんよく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「禁欲」の正しい読み方は「きんよく」で、「こんよく」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
「こん」の読みで「禁」に似た漢字は見当たらず、なぜ「こんよく」と読み間違えることがあるのかは不明です。
「禁欲」の意味
「禁欲」とは、「性欲などの本能的な欲望を抑えること」を意味する言葉です。
「禁欲」の言葉の使い方や使われ方
・『修行僧にとっては、禁欲はもちろんのこと、お酒も肉や魚も口にすることが出来ません』
・『禁煙や禁酒の禁欲も、愛煙家や酒好きにとっては大変な禁欲と言えます』
・『奥さんに子供が生まれると、当分は禁欲は当たり前ですが、時としてそれを我慢できない男性もいるようです』
まとめ
「禁欲」の正しい読み方は「きんよく」で、「こんよく」と読むのは間違いです。
また、この「禁欲」とは、「性欲などの本能的な欲望を抑えること」を意味する言葉です。