この記事では、「秘伝」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「秘伝」の正しい読み方は「ひでん」と「ひつた」どちら
「秘伝」は「ひでん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「秘」の音読みは「ひ」、訓読みは「ひ(める)・かく(す) ひそ(か)」、「伝」の音読みは「でん」、訓読みは「つた(わる)・つた(える)・つた(う)・つて」です。
「秘伝」と表記する場合「ひつた」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「秘伝」の正しい読み方は「ひでん」です。
「ひつた」とは読みません。
「秘伝」の意味
「秘伝」の意味は、「他の人には教えずに、特別な人だけに教え授けること」です。
技芸や職人技など、奥深くて最も大切であるとして、容易に他人に具体的なやり方やコツなどを教えない事柄を表します。
「秘」は「人知を超えて奥深い」「隠して内容が知られないようにする」という意味、「伝」は「教え受け継ぐ」という意味、「秘伝」で「内容を隠して知られない様にしながら、特別な人にだけ教え受け継ぐこと」になります。
俗語的にものごとをもったいぶって表現する時にも使われます。
「秘伝」の言葉の使い方や使われ方
「秘伝」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『焼き鳥屋は代々秘伝のタレを守り続けている』
・『師匠に弟子入りして秘伝の奥義を教え授かる』
・『我が家の蔵に先祖代々から秘伝のお宝が隠されている』
まとめ
今回は「秘伝」の読み方について紹介しました。
「秘伝」の正しい読み方は「ひでん」で、「ひつた」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。