「空域」は飛行機に関連して使われる言葉ですが、具体的には何を指していてどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「空域」の正しい読み方と意味について解説します。
「空域」の正しい読み方は「くういき」と「からいき」どちら
「空域」という言葉の読み方として考えられるのが「くういき」と「からいき」の2つです。
「くういき」と「からいき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「空域」の正しい読み方は「くういき」です。
「空」には「空砲」【くうほう】「航空」【こうくう】など「くう」という読み方と、「空堀」【からぼり】「空元気」【からげんき】など「から」という読み方があります。
「域」は「職域」【しょくいき】「聖域」【せいいき】など「いき」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「くういき」と「からいき」の2つのうち「空域」の正しい読み方は「くういき」です。
「空域」の意味
「空域」とは、「航空機の安全のために設けられた空中の区域」を意味する言葉です。
他と区切った一定の範囲のことを「区域」といいます。
「空域」は地上ではなく空に設けられた区域のを指す言葉です。
地上と違い空には道路や常識がありません。
多くの航空機が飛び交うのに地上のような交通ルールがないと大事故につながりかねず大変危険です。
航空機が安全に航行できるよう高さと広さを区切って「空域」を設定します。
管制塔により航空交通管制が行われている区域を「管制空域」というほか防衛や航行規制などさまざまな目的に応じて設定された空域が存在します。
「空域」の言葉の使い方や使われ方
・『この空域では一定以上の高度を保たなくてはならない』
・『管制空域に入ったので管制からの指示に従う』
・『空域に侵入した所属不明機を追跡する』
まとめ
「空域」の読み方は「くういき」で「からいき」ではありません。
飛行機に乗る機会がある人もない人も知識として憶えておきましょう。
