この記事では、「端折る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「端折る」の正しい読み方は「はしょる」と「はしおる」どちら
「端」という漢字は訓読みでは「はし」や「はた」、「は」などと読み、音読みでは「たん」と読みます。
そして、「折」という漢字は訓読みでは「折(お)る」と読み、音読みでは「せつ」や「しゃく」と読みます。
「端折る」には3つの読み方があります。
1つ目は「端」と「折」それぞれに訓読みを当て、そのまま「はしおる」とする読み方。
2つ目は1つ目の読み方の発音を変化させた「はしょる」という読み方。
そして、3つ目は例外的用法で「つまおる」とする読み方です。
正しい読み方の結論
「端折る」は「はしょる」、「はしおる」、そして「つまおる」と読むことができます。
「端折(はしょ/はしお)る」の意味
「端折る」とは、「着物の裾を折り上げて帯に挟む」、「特定の部分を省いて短く縮めること」を意味する言葉です。
「端折る」の類義語としては、「省略(しょうりゃく)する」や「割愛(かつあい)する」、「省(はぶ)く」や「約(やく)する」、「略(りゃく)す」などがあります。
「端折る」の言葉の使い方や使われ方
・『動きやすいように着物の裾を端折った』
・『余計な話は端折って、要点だけを話すよう相手に促した』
・『この書籍は詳細の部分は端折って、おおまかな部分のみに焦点が当てられている』
まとめ
・端折る」は「はしょる」とも「はしおる」とも、「つまおる」とも読むことができます。
・「端折る」とは、「着物の裾を折り上げて帯に挟む」、「特定の部分を省いて短く縮めること」を意味する言葉です。