この記事では、「筋肉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「筋肉」の正しい読み方は「きんにく」と「すじにく」どちら
「筋肉」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「筋」の漢字の音読みは「キン」で、訓読みは「すじ」です。
また「肉」の漢字の音読みは「ニク」で、訓読みは「しし」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きんにく」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「すじにく」と読める可能性があることも分かります。
さて、「筋肉」の正しい読み方は「きんにく」と「すじにく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては「筋肉」の読み方としては、「きんにく」と「すじにく」のいずれも正しいと言えます。
しかし、二つの読み方によって、その意味は後に記す通り違うので、注意が必要です。
「筋肉」の意味
「筋肉」を「きんにく」と読む場合は、「動物が身体を動かすのに必要な収縮性を持つ運動器官」の意味となり、「すじにく」と読む場合は、「牛や豚などの食用肉の中で、筋が集まっていて堅い肉の部分のこと」を意味する言葉となります。
「筋肉」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は最近ジムで鍛えているので、各部位の筋肉(きんにく)が盛り上がっている』
・『安い肉だと購入したが、残念ながら筋肉(すじにく)だらけで、非常に堅い肉でした』
まとめ
「筋肉」の読み方としては、「きんにく」と「すじにく」のいずれも正しいと言えます。
また、この「筋肉」は、「きんにく」と読む場合は、「動物が身体を動かすのに必要な収縮性を持つ運動器官」の意味となり、「すじにく」と読む場合は、「牛や豚などの食用肉の中で、筋が集まっていて堅い肉の部分のこと」を意味する言葉となります。