この記事では、「簡略」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「簡略」の正しい読み方は「かんりゃく」と「かんり」どちら
「簡」という漢字は訓読みでは「ふだ」や「簡(えら)ぶ」と読み、音読みでは「かん」や「けん」と読みます。
そして、「略」という漢字は訓読みでは「略(はか)る」や「はかりごと」、「略(おか)す」や「略(はぶ)く」などと読み、音読みでは「りゃく」と読みます。
「簡略」の場合、「簡」と「略」それぞれに音読みを当て、「かんりゃく」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「簡略」の正しい読み方は「かんりゃく」になります。
「簡略」の意味
「簡略」とは、「簡単で手短なことやそのさま」や「簡単で手軽なことやそのさま」などを意味する言葉です。
「簡略」の類義語としては、「簡潔(かんけつ)」や「容易(ようい)」、「簡易(かんい)」や「造作(ぞうさ)もない」、「容易(たやす)い」や「ちょろい」などがあります。
「簡略」の対義語としては、「難しい」や「困難」、「面倒くさい」や「煩(わずら)わしい」、「厄介(やっかい)」や「ハード」などがあります。
「簡」は「手軽な」や「おおまかな」という意味のほか、「文字を記した木製や竹製の札」などの意味が含まれる漢字です。
そして、「略」は「はかりごと」や「企み」という意味のほか、「省く」や「簡単にする」などの意味を含める漢字です。
「簡略」の言葉の使い方や使われ方
・『この書籍は数学の理論が簡略にまとめられており、読みやすい』
・『近年の葬式では、段取りを簡略化したものがエコノミーで人気のようだ』
・『複雑化した事柄を一旦、簡略に整理する必要がある』
まとめ
・「簡略」の正しい読み方は「かんりゃく」になります。
・「簡略」とは、「簡単で手短なことやそのさま」や「簡単で手軽なことやそのさま」などを意味する言葉です。