この記事では、「粛々」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「粛々」の正しい読み方は「しゅくしゅく」と「せいせい」どちら
「粛々」の読み方として想定できるものに、「しゅくしゅく」と「せいせい」があります。
「しゅくしゅく」と「せいせい」の二つの読み方のうち、「粛々」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「粛々」の正しい読み方の結論は、「しゅくしゅく」が正しい読み方になります。
「粛々」の言葉で使われている「粛」という漢字の音読みは「しゅく」、訓読みは「つつしむ」です。
「粛」の漢字には「せい」という音読みはありません。
そのため、「粛々」を「せいせい」と読むのは明らかな誤読となります。
「せいせい」と読むことができる漢字表記は「清々」なのです。
「粛々」の意味
「粛々」の意味は、「私情を交えない厳かな雰囲気があるさま」を意味しています。
「粛々」の言葉には、「妨害や異論を受け付けにくい威厳を持って、決められている通りに物事(予定)を進めるさま」といった意味のニュアンスがあります。
「粛々」の言葉は、「騒がしくなくて静かなさま・静かに物事を執り行うこと」といった別の意味も持っています。
「粛々」の言葉の使い方や使われ方
「粛々」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『自然の多い郊外の再開発計画には反対運動も起こっていますが、我々は粛々と認可の下りた計画を進めるだけです』
・『仲間と共に練り上げた画期的なビジネスプランを、粛々と実行に移していくつもりです』
・『参列者が故人にあれこれ語りかけるような間もなく、粛々と葬儀が執り行われていきました』
まとめ
この記事では、「粛々」の正しい読み方「しゅくしゅく」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「粛々」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。