この記事では、「精霊馬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「精霊馬」の正しい読み方は「しょうりょううま」と「せいれいば」どちら
「精霊馬」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語を構成する三つの漢字の個別の読みを確認します。
「精」の漢字の音読みは「セイ・ショウ」で、訓読みは「しら(げる)・くわ(しい)」です。
次の「霊」の漢字の音読みは「レイ・リョウ」で、訓読みは「たま・たましい」です。
また最後の「馬」の漢字の音読みは「バ ・メ・マ」で、訓読みは「うま」です。
ここから、音読み+音読み+訓読みで繋げると、「精霊馬」は「しょうりょううま」と読めます。
また他の音読み+他の音読み+音読みで繋げると「せいれいば」と読むことも出来ます。
漢字の個別の読みからは、いずれの読み方も可能だと言え、いずれの読み方が正しいかは判断できません。
さて、「しょうりょううま」と「せいれいば」のどちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「精霊馬」の正しい読み方は「しょうりょううま」で、「せいれいば」と読むのは間違いです。
「精霊馬」の意味
「精霊馬」とは、「お盆のお供え物のひとつで、キュウリで作った馬を模したお供えのこと」を意味します。
このお供え物は、ご先祖様が早く帰って来られるように脚の速い馬の形を模したものです。
「精霊馬」の言葉の使い方や使われ方
・『お盆にはキュウリで作った精霊馬と、ナスで作った牛をお供えしてご先祖を迎えます』
・『お盆が終わると、精霊馬を蓮の葉に乗せて川に流す風習のある地方もあります』
まとめ
「精霊馬」の正しい読み方は「しょうりょううま」で、「せいれいば」と読むのは間違いです。
また、この「精霊馬」とは、「お盆のお供え物のひとつで、キュウリで作った馬を模したお供えのこと」を意味します。