「約款」の読み方と意味とは?「やっかん」と「やっき」の正しい読み方について詳しく解釈

「約款」の読み方と意味とは? 読み方

「約款」という言葉はどのように読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「約款」の正しい読み方と意味について解説します。

「約款」の正しい読み方は「やっかん」と「やっき」どちら

「約款」という言葉の読み方としては「やっかん」「やっき」の2つが思い当たります。

「やっかん」「やっき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「約款」の正しい読み方は「やっかん」です。

「約」「約束」【やくそく】「契約」【けいやく】など「やく」と読みますが、熟語になると発音の都合から音が変化し「やっ」という読み方で読むことがあります。

「款」「定款」【ていかん】「借款」【しゃっかん】など「かん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「やっかん」「約款」の正しい読み方です。

「款」「き」という読み方はなく「約款」「やっき」とは読みません。

「約款」の意味

「約款」とは、「条約や契約などであらかじめ定められている条項」を意味する言葉です。

条約や契約を結ぶ際には取り決め内容を書面にしますが、銀行との取引や賃貸契約など画一的に結ばれる契約では手続きの迅速化のために個別に1から契約書を作成するのではなくあらかじめ決められた定型的な書面を使用します。

そのような書面で定型的に記されている個々の条項が「約款」です。

事前に用意されている取り決めの内容を箇条書きにしたもので契約書の記載内容と同等の効力を持ちます。

「約款」の言葉の使い方や使われ方

・『約款に目を通す』
・『約款の内容が一方的過ぎる』
・『約款を隠して結んだ契約は効力が認められない可能性がある』

まとめ

「約款」「やっかん」が正しい読み方で「やっき」とは読みません。

とても重要な意味を持つので面倒だからと読み飛ばすようなことをせず必ず目を通してください。

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