この記事では、「納付猶予」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「納付猶予」の正しい読み方
「納付猶予」の正しい読み方は「のうふゆうよ」です。
「のう・ふ・ゆう・よ」全て音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「納付猶予」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「納付猶予」は「のうふしゅよ」「のうつきゆうよ」などと間違って読まれることがあります。
「納付猶予」について説明
「納付猶予」とは、「公的機関に支払うべき金銭の期日を引き延ばすこと」という意味です。
所得税や国民年金、健康保険料など、国民の義務として国に納めるべき金銭野支払い期限を待ってもらうことを表します。
あくまでお金を受け取る側が承諾した場合にのみ使える言葉で、支払う側が一方的に期日を延ばした場合は「滞納(たいのう)」になります。
なお、やむを得ない事情により収入が著しく低い場合、各役所に申し出ることで、減免措置を受けられる場合もあります。
「納付猶予」の言葉の由来
「納付猶予」は漢字の意味から成り立つ語です。
「納付+猶予」で成り立っている語で、「納付」は「官公庁などの公的機関に金品を納めること」という意味、「猶予」は「ぐずぐず引き延ばして、決定・実行しないこと」「実行の日時を延ばすこと」という意味、「納付猶予」で「官公庁などの公的機関に金銭を納める日時を延ばすこと」になります。
まとめ
今回は「納付猶予」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。