この記事では、「素面」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「素面」の正しい読み方は「しらふ」と「すめん」どちら
「素面」には3つの読み方があります。
1つ目は「しらふ」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「すめん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
3つ目は「すめ」で、「すめん」からの音変化です。
正しい読み方の結論
「素面」の正しい読み方は「しらふ」「すめん」「すめ」の3つになり、読み方により多少意味が違ってきます。
「素面」の意味
「素面」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「しらふ」と読む場合、「お酒に酔っていない、普段の状態」という意味です。
「しらふ」は「白面」とも書き、「面」は「顔」のことです。
人はお酒を飲むと顔が赤くなることから、お酒を飲んでいない「白い顔」という意味で使われています。
ここから転じて「素のままの顔」「何も付けていない顔」という意味で使われる様になりました。
「すめん・すめ」と読む場合、「武道や芸事で、面を付けていない状態」「化粧していないすっぴんのこと」「お酒に酔っていない顔や、状態のこと」という意味です。
「素面」の言葉の使い方や使われ方
「素面」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は素面(しらふ)でも飲み会で楽しそうにできる』
・『車で来ているで素面(しらふ)で帰る』
・『彼女は他人に素面(すめん)を見せたことがない』
まとめ
今回は「素面」の読み方について紹介しました。
「素面」の正しい読み方は「しらふ」「すめん」「すめ」の3つです。
正しく読める様に覚えておきましょう。