「経机」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「経机」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「経机」の正しい読み方は「きょうづくえ」
「経机」の正しい読み方は「きょうづくえ」です。
「経」には「経文」【きょうもん】「読経」【どっきょう】など「きょう」という読み方があります。
「机」は「文机」【ふづくえ】「勉強机」【べんきょうづくえ】など「づくえ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きょうづくえ」が「経机」の正しい読み方です。
「経机」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「経机」のよくある間違った読み方として挙がるのが「けいづくえ」「きょうき」です。
「経」には「経済」【けいざい】「神経」【しんけい】など「けい」という読み方があり「机」は「机上」【きじょう】「浄机」【じょうき】など「き」とも読みます。
いずれも「経机」の読み方には当てはまりません。
「経机」について説明
「経机」とは、「お経が書かれたものを置く机」のことです。
経典や経本などお経が書かれた書物を置く目的で作られた机を指します。
お経のほか香炉や鈴などの仏具を置く台として用いられるもので、正座して座った時にちょうど良い高さになる小さな机です。
読経時に使えるよう仏壇の前に設置され、白木もしくは漆塗りが一般的です。
「経卓」【けいしょく】「経案」【きんあん】などの別名もあります。
「経机」の言葉の由来
「お経用の机」に由来します。
まとめ
「経机」は仏壇と使う仏具の一種であり一般的な机とは異なります。
読み方と使い方を合わせて覚えておきましょう。