この記事では、「習熟」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「習熟」の正しい読み方は「しゅうじゅく」と「しゅうに」どちら
「習熟」の「習」は、音読みで「シュウ」、「ジュウ」、訓読みで「なら(う)」と読みます。
また「熟」は、音読みで「ジュク」、訓読みで「う(れる)」、「う(む)」、「こな(す)」、「に(る)」などとなります。
「習」と「熟」を音読みにすると、「しゅうじゅく」と読むことができます。
一方、「習」を音読み、「熟」を訓読みにすると、「しゅうに」と読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「習熟」の正しい読み方は「しゅうじゅく」です。
「習熟」は「しゅうに」ではなく、「しゅうじゅく」と読むようにしましょう。
「習熟」の意味
「習熟」とは、そのことに十分に慣れて、じょうずになることを言います。
「習熟」の「習」は、「ならう」、「なれる」、「身につける」などを意味しています。
また「熟」は、「うれる」、「じゅくす」、「こなす」、「煮る」などを表しています。
そのため、「習熟」は漢字の意味から見ると、「慣れてこなす」、「見につけてこなす」、と言う意味合いになります。
「習熟」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はこの仕事に長年就いていることもあり、作業は完璧に習熟しています』
・『この作業を習熟するまでに、最低でも10年はかかります』
・『これらの工芸品から、職人たちの習熟された技の数々を拝見することができます』
まとめ
「習熟」と関連した語としては、「熟練(じゅくれん)」、「熟達(じゅくたつ)」、「体得(たいとく)」、あるいは「会得(えとく)」などが挙げられます。
「習熟」は「しゅうに」ではなく、「しゅうじゅく」と読むことを覚えておくと良いでしょう。