「肩力」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「肩力」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「肩力」の正しい読み方は「かたりょく」「けんりょく」
「肩力」の正しいとされる読み方は「かたりょく」と「けんりょく」の2つです。
「肩」には「肩車」【かたぐるま】「右肩」【みぎかた】など「かた」という読み方のほかに「肩甲骨」【けんこうこつ】「双肩」【そうけん】など「けん」という読み方があります。
「力」は「体力」【たいりょく】「効力」【こうりょく】など「りょく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かたりょく」「けんりょく」が「肩力」の一般的な読み方です。
「肩力」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「肩力」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かたちから」「かたぢから」です。
「力」には「力持ち」【ちからもち】「力自慢」【ちからじまん】など「ちから」と読むほか「底力」【そこぢから】「馬鹿力」【ばかぢから】など「ぢから」とも読みます。
どちらも間違いとは言えませんが一般的に使われている読み方ではありません。
「肩力」について説明
「肩力」とは、「ボールを速く遠く投げられる野球選手の遠投力」のことです。
ゲームソフト「実況パワフルプロ野球」シリーズに登場する造語で守備時の送球能力を表します。
ゲームで作られた造語ですが現在は野手の送球能力を表す意味で使われています。
「肩力」の言葉の由来
野球選手の遠投能力が優れていることを「肩が強い」と表現します。
「肩の力」が「肩力」の由来です。
まとめ
「肩力」は造語であり多くの辞書には掲載されておらず、公式に読み方が発表されていないため正式な読み方が定まっていない状態です。
攻略本では「かたりょく」とルビを振られることが多いのですが、他の読み方も間違いではないのであまり厳密に考える必要はありません。