「胆汁」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「胆汁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「胆汁」の正しい読み方は「たんじゅう」
「胆汁」の正しい読み方は「たんじゅう」です。
「胆」には「胆力」【たんりょく】「肝胆」【かんたん】など「たん」という読み方があります。
「汁」は「墨汁」【ぼくじゅう】「果汁」【かじゅう】など「じゅう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「たんじゅう」が「胆汁」の正しい読み方です。
「胆汁」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「胆汁」のよくある間違った読み方として挙がるのが「たんしる」「たんじる」です。
「汁」には「汁物」【しるもの】「味噌汁」【みそしる】など「しる」という読み方のほか「豚汁」【とんじる】「煮汁」【にじる】など「じる」とも読みます。
意味が伝わりやすいよう説明読みとして「たんしる」「たんじる」とあえて読むケースもありますが慣用読みであり辞書には掲載されていません。
「胆汁」について説明
「胆汁」とは、「肝臓から分泌される脂肪消化用の消化液」です。
口から摂取した食物は胃腸で消化され栄養を吸収しますが、そのままの状態では栄養を吸収できないため体内から分泌される消化液の力を利用して消化します。
「胆汁」は脂肪を消化するのに必要な液体です。
肝臓から分泌された後胆嚢に貯蔵され脂肪の乳化やタンパク質の消化のため必要量が腸に送られます。
「胆汁」の言葉の由来
「胆嚢から出る汁」に由来します。
まとめ
「胆汁」は生きていくのに欠かせない大事な役割を持つ分泌物です。
読み間違いが多いので正しい読み方を覚えておきましょう。