「背比べ」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「背比べ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背比べ」の正しい読み方は「せくらべ」「せいくらべ」
「背比べ」の正しい読み方は「せくらべ」「せいくらべ」です。
「背」には「背筋」【せすじ】「鯔背」【いなせ】など「せ」という読み方のほか「背の丈」【せいのたけ】など「せい」とも読みます。
「比べ」は「根比べ」【こんくらべ】「我慢比べ」【がまんくらべ】など「くらべ」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「せくらべ」「せいくらべ」が「背比べ」の正しい読み方です。
「背比べ」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「背比べ」のよくある間違った読み方として挙がるのが「せえくらべ」です。
「背」は「se」と発音します、が日本語には一字の言葉を発音しやすくするため子音を伸ばし強調して発音する音変化があります。
「背」を「せ」ではなく子音発音を付加した「せえ」と読むのは間違いです。
「背比べ」について説明
「背比べ」とは、「身長を測って比べること」を意味する言葉です。
「背」には体の後ろ側という意味の他に身長や身の丈など体の高さを表す意味もあります。
体付きを表す「勢」【せい】という言葉と音が近いことから「背」と混同され、現在は「背」に体高の意味が含まれています。
身体測定などきちんとした形で測るのではなく、どちらの身長が高いのか競う比べっこを指す表現です。
「背比べ」の言葉の由来
「背を比べる」に由来します。
まとめ
「背比べ」は読み間違いの多い言葉です。
音で聞いていると間違いに気づかないことが多いので書き間違わないよう注意してください。