この記事では、「脆弱」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「脆弱」の正しい読み方は「きじゃく」と「ぜいじゃく」どちら
「脆弱」は、「きじゃく」や「ぜいじゃく」と読む事ができます。
しかし、この「脆弱」という言葉の、正しい読み方はどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「脆弱」の正しい読み方は「ぜいじゃく」です。
これを「きじゃく」と読むのは誤読ですので、注意するとよいでしょう。
「脆弱」の「脆」は、訓読みでは「脆(もろ)い」になります。
そして音読みでは「ぜい」と読むのです。
「危険」の「危」などと、右辺が同じのため「き」と読みがちですが、「脆」と書いて「ぜい」と読み、「脆弱」と書いて「ぜいじゃく」と読むのが、正しい読み方になります。
「脆弱」の意味
「脆弱」とは、「もろくて弱いこと」を意味する言葉です。
これは、身体や組織などのもろさや弱さを示して、使用できる言葉です。
また、コンピュータのセキュリティに関しても「脆弱」や「脆弱性」などの言葉が使用されます。
いずれにしても、「脆くて弱い」という言葉が熟語になったのが「脆弱」という言葉だと言えるのです。
「脆弱」の言葉の使い方や使われ方
ここで、「脆弱」を使用した例文を挙げていきます。
ここでの読み方は、全て「ぜいじゃく」になりますので、注意するとよいでしょう。
・『このような脆弱な組織では、すぐに瓦解してしまうでしょう』
・『システムの脆弱性を解消しないと、大問題に発展するかもしれません』
・『このように脆弱な肉体では、何も成し遂げる事ができません』
まとめ
「脆弱」は、「きじゃく」や「ぜいじゃく」と読めます。
どちらの読みが正しいか、判断に迷う場合もあります。
しかし、正しい読み方は「ぜいじゃく」です。
「きじゃく」と読むことはありませんので注意するとよいでしょう。