「腫脹」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「腫脹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「腫脹」の正しい読み方は「しゅちょう」
「腫脹」の正しい読み方は「しゅちょう」です。
「腫」には「肉腫」【にくしゅ】「癌腫」【がんしゅ】など「しゅ」という読み方があります。
「脹」は「脹満」【ちょうまん】「鼓脹」【こちょう】など「ちょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しゅちょう」が「腫脹」の正しい読み方です。
「腫脹」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「腫脹」のよくある間違った読み方として挙がるのが「はれちょう」「しゅなが」です。
「腫」には「腫れ上がる」【はれあがる】「赤腫れ」【あかはれ】など「はれ」という読み方がありますがはれちょうとは読みません。
「しゅなが」は「脹」をつくりの部分である「長」【なが】と読んでしまったことによる読み間違いです。
「腫脹」について説明
「腫脹」とは、「体の一部に血液成分が溜まって膨れ上がること」を指す言葉です。
炎症やアレルギー反応などの原因により漏れ出した血液成分が体の一部にとどまって溜まり部分的に膨らむ状態を指します。
簡単にいうと「腫れ」のことで、腫れ上がっていることの医学的な言い方です。
「腫脹」の言葉の由来
「腫」には「大きく変化する」という意味があり「脹」は「皮膚がふくらむ」という意味があります。
「皮膚が大きく膨らんで変化する」が「腫脹」の由来です。
まとめ
「腫脹」は的な表現なので日常的には使いませんが、医者の診察で耳にする機会があるので意味と読み方を覚えておきましょう。