この記事では、「自重」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「自重」の正しい読み方は「じじゅう」と「じちょう」どちら
「自重」には2つの読み方があります。
1つ目は「じじゅう」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つめは「じちょう」でこちらも音読みになります。
「重」の音読みは「じゅう・ちょう」ですので、どちらもあてはまるのです。
正しい読み方の結論
「自重」は「じじゅう」「じちょう」どちらも正しい読み方です。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「自重」の意味
「自重」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「じじゅう」と読む場合、「自分自身の体重」「船舶・車両・構造物など大型のものの、それ自体の重量」という意味です。
「じゅう」と読む場合は、「そのもの自体の重量や目方が重いこと」「程度がはなはだしいこと」という意味で使われることが多くなります。
「じちょう」と読む場合、「自分の品性を保ち、必要以上に卑下しないこと」「言動を慎しみ、軽率なことをしないこと」「自分お健康に留意すること」という意味です。
「ちょう」と読む場合は、「大切にする」という意味で使われることが多くなります。
「自重」の言葉の使い方や使われ方
「自重」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『自重(じじゅう)をコントロールして成人病予防を心がける』
・『お酒で失敗したのでしばらく自重(じちょう)する』
・『寒くなりますので、何卒ご自重(じちょう)ください』
まとめ
今回は「自重」の読み方について紹介しました。
「自重」は「じじゅう」も「じちょう」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。